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住まいと“くつろぎ”のこれから

2025.08.17

こんにちは
スタッフMです。

少し間が空いてしまいましたが、今回もブログを読んでいただきありがとうございます。
前回までは「住宅をどう選ぶか」というテーマで、立地や間取り、性能といった住まいを選ぶ上で大切な視点についてお話ししました。

選ぶ段階での基準を押さえることはもちろん大切ですが、その後に実際に暮らしてみて「心地よい」と感じられるかどうかは、また別の要素が関わってきます。
そこで今回は、暮らしの中で感じる“くつろぎ”に焦点を当て、設計の工夫でどのように実現できるのかを少しご紹介したいと思います。


1. 光の設計 ― 明るさだけではない工夫

住まいにおける光は「明るければ良い」というものではありません。
たとえば、窓の上部にすりガラスを用いて外からの視線を遮りつつ採光を確保したり、キッチンの手元だけを照らすダウンライトを設置することで、必要な場所に必要な光を届けることができます。こうした工夫が日常の心地よさにつながります。


2. 換気と断熱 ― 空気の質が暮らしを決める

「冬は寒い」「夏は蒸し暑い」といった不快感の多くは、空気環境から生まれます。
設計段階で断熱性能を高め、計画的な換気経路を確保することで、外気温の影響を受けにくくなり、室内の空気の流れも安定します。
たとえば、湿気がこもりやすい北側の洗面室に小窓を設けたり、階段室に高窓を配置して自然な通風を生むことは、住み心地を大きく改善するシンプルな手法です。


3. 水回り ― 日常の“リセット空間”

浴室や洗面所は、生活機能だけでなく心身を切り替えるための空間でもあります。
最近では浴室照明を調光式にし、朝は白色光で気持ちを切り替え、夜は暖色光でリラックスするなど、光と水を組み合わせた工夫が注目されています。

また、洗面まわりの収納も“くつろぎ”を左右します。設計時にコンセント位置や棚の奥行きを計算することで、ドライヤーや化粧品などが自然に収まる空間になり、結果的にすっきりと落ち着ける場所に変わります。


4. 細部に宿る快適さ

例えば、コンセントの位置を工夫するだけで日々の使い勝手は大きく変わります。ベッドサイドにスマートフォンの充電用コンセントを設けたり、玄関近くに掃除機用のコンセントを配置するなど、小さな配慮が暮らしをスムーズにしてくれます。

また、収納内部にセンサーライトを仕込むだけで暗い時間帯でも探し物がしやすくなり、ちょっとした安心感にもつながります。こうした工夫は図面上では目立たないかもしれませんが、実際の生活では大きな違いを生みます。


5. これからの暮らしへ

住まいは単に「住むための器」ではなく、光・空気・水回り、そして細部の設計によって“くつろぎの拠点”になります。
私たちリノデザインでも、こうした日常を支える設計を大切にしつつ、さらに新しい暮らしの提案を模索しています。
まだ詳しくはご紹介できませんが、次のステップとして少しずつお伝えしていければと思います。


スタッフM

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